TELLME

WHY TELL ME

なぜテルミーくんか

テルミーくんは、ただのアンケート端末ではありません。
お店とお客さんのあいだにある、伝えたいのに伝えにくい気持ちを、少しだけ受け取りやすくするための存在です。
ここでは、その背景にある考え方を書いています。

なぜテルミーくんかなのかを伝えるイメージ

伝えたい気持ちは、意外と伝わっていない

お店に行くと、いろいろ感じることがあります。

「ここ、すごく良かったな」と思うこともあれば、「少し気になるな」と思うこともあります。

でも、その気持ちをお店に伝えることは、ほとんどありません。

それは不満だけではありません。良かったことや感謝も、言葉にならないまま終わることが多いと思います。

お客さんが何も感じていないわけではない。ただ、自然に伝えるきっかけがない。私はそこに、ずっともったいなさを感じていました。

お店とお客さんのあいだには、小さな壁がある

店員さんに直接、「ここが良かったです」「ここは少し気になりました」と伝えるのは、意外と難しいものです。

日本では特に、空気を読んだり、察したりすることも大事なコミュニケーションです。それは日本らしい良さでもあると思います。

でも、その一方で、察するだけでは届かない気持ちもあります。

良かったこと。感謝していること。少し気になったこと。改善のヒントになること。

そういうものが、お店に届かないまま埋もれてしまう。私はそこに、お店とお客さんのあいだの小さな壁を感じていました。

既存のアンケートでは、取りこぼしが多いと思った

QRコードのアンケートや紙のアンケートもあります。でも実際には、そこまで腰を据えて答えることは少ないと思います。

答えてもらうために特典をつける方法もありますが、そこにも違和感がありました。

特典が目的の回答にならないか。コストに見合うのか。そもそも、無理に動いてもらう形でいいのか。

そう考えると、必要だったのはあとでじっくり答えてもらう仕組みではなく、その場で、自然に、短く答えられる仕組みでした。

だから、テルミーくんという形にした

テルミーくんは、レジ前などに置いて、会計の流れの中で使うことを想定しています。

あとでQRを読み込んでもらうのではなく、その場で。紙を配って回収するのでもなく、その場で。店員さんのひと声で、タップして、すぐ終わる。

その形なら、アンケートに答えるハードルを下げながら、会計の流れの中で自然に参加しやすくなるのではないかと考えました。

さらに、ただの無機質な端末にはしたくありませんでした。少しでも興味を持ってもらえること。「何これ?」と会話のきっかけになること。気持ちを伝える入口として、少しやわらかい存在であること。

そういう役割も持たせたくて、テルミーくんという形にしています。

私にとってテルミーくんは、ただのアンケート端末ではありません。お店とお客さんをつなぐ、架け橋のような存在です。

良かった気持ちも、その場で終わらせたくなかった

テルミーくんには、ギフト機能があります。これにも理由があります。

お店でもらう本人用クーポンは、よくあります。でも実際には、もらっても使わずに終わることが少なくありません。

一方で、「このお店よかったよ」と人に伝えることは、きっかけがあれば起こります。友達に聞かれた時。何かの会話の流れがあった時。ちょっとした理由がある時。

つまり、満足した気持ちはあるのに、広がるきっかけがないことが多いのだと思います。

だからテルミーくんでは、本人用クーポンではなく、友達に渡せるギフトという形を考えました。

満足したから、それで終わり。ではなく、満足したからこそ生まれるものがある。

感謝。人に伝えたい気持ち。ちょっとおすすめしたくなる気持ち。

ギフト機能は、そういう気持ちを放置しないためにあります。ただの販促ではなく、満足した気持ちの先にある行動につなげるための仕組みです。

長く愛されるお店を支えたい

テルミーくんが目指しているのは、ただ効率を上げることでも、ただデータを集めることでもありません。

もちろん、効率化やDXを否定したいわけではありません。安く、早く、わかりやすいサービスを求める人がいるのも事実です。

でも、それがすべてではないとも思っています。

大手がやっていることを、そのまま正解にするのではなく、目の前に来てくれた人が、今どう感じているかを知ろうとすること。そこを大事にするお店づくりに、少しでも役立てたらと考えています。

来店数や効率だけでは見えないものもあります。人の気持ちは変わっていくからこそ、その変化にも気づけることが大切だと思っています。

お客さんに愛されること。スタッフも前向きに働けること。そして、お店がきちんと続いていくこと。テルミーくんは、そんなお店づくりを少しでも支えたいと思っています。

ただの道具にはしたくない

テルミーくんは、ただのデータ収集の道具にはなってほしくありません。 ただの集客装置にもしたくありません。

面倒くさい。やらされている。無理やり答えさせられている。そんな存在にはしたくないと思っています。

むしろ、少しでもあたたかさが生まれる存在であってほしい。お店にいる小さなマスコットのように、でも、ちゃんと意味のある存在であってほしい。

小さなことでも、気持ちを伝えてみようと思えること。そのきっかけになれたらいいと思っています。

テルミーくんをつくった理由

お客さんは、何も感じていないわけではありません。ただ、伝えるきっかけがないだけかもしれません。

その気持ちを、少しだけ受け取りやすくすること。 その声を、改善や紹介につなげやすくすること。 お店とお客さんのあいだに、ほんの少しあたたかいコミュニケーションを生むこと。

それが、テルミーくんをつくった理由です。

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